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渡辺雅子フラメンコ   ラコンチャ 

  • フラメンコクラス
    月曜日・初級クラス19:30~21:00/ 木曜日・上級クラス20:00~21:30/ 溝呂木スタジオ 新宿御苑前駅1分/ 入会随時

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小鳥たち

2022年7月 2日 (土)

たまさか!

2022年7月2日、今日は東京中野のサンプラザホールにて、あのFarruquitoが踊るはずだった日なのです。

入国管理局で彼にビザが下りなかったということで、公演はキャンセルになってしまいました。数十年前の交通事故が原因だと…思われます。

私メ、初めから「え~Farruqito来るの??」と半信半疑でしたが、やはり案の定です!!

それにしても日本のイミグレーションはとっても厳しいとボリビアの女性も言っていました。成田で結婚相手との入国時に、本物かどうか疑われて二人のラブレターを読まれたりしたらしいです。ビックリです!
Farruquitoもいつか入国出来る日が来るのでしょうかね?
この話を年配の人に話すと、大昔ポール・マッカートニーが成田で麻薬所持の為止められたという話が出てきました。
…そう、近年の日本ではタマサカ!!ですよね。

今年の夏は6月に気温が上がってしまって、昨日の東京の最高気温は37℃でした。スペインのセビリアの真夏は平気で43℃位になりますが、日陰はひんやりしますので、もしかしたら…いや絶対、湿度が低いので今夏はセビリアの方が居心地がいいかも…。

今スタジオラコンチャでは、基本的なやさしいアレグリアスを振り付けしています。
とりわけフアナラデルレブエロのアレグリアスが暑さを吹き飛ばしてくれています。
では皆様、熱中症にもコロナにも気を付けてくださ~い!

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2022年3月28日 (月)

鬼の十三月

今年の2月の事、その日は立春の前日、まだ寒く何か清々しい日が続くこの頃が私は好きで、長くは続かないが少しの期間いつも気持ちよく過ごせる気がしていた。この感覚は一年の間のホンの短い期間。今回は何故か何かしたくなった。 

節分に飾る柊鰯なんてものはないのでやはりnetを覗く。因みに柊は棘で鰯はその臭気で鬼を追い払うとの事。

突然ですが、私メ2年やめていたスぺ語の学校に又通い始めた。今回の先生は日本の古くから続く慣習に興味をお持ちで、季節の節目などにいろいろと聞いてくる。今回も話のネタに使えるという事を鑑みての事だ。

いろいろ見ていく中で、岐阜の美濃加茂市の昔の風習に鬼の十三月というものがあった。玄関に十三月と書いた札を貼る。鬼は夜にやって来る。そこでやって来たその鬼が玄関で十三月と書かれた札を見て、むぅ?なに?ジュウウサン月??と考え込み、その間に夜が更けてしまう、というもの。タイムアウトという事か....。可愛いし、気に入った!これなら私メにも簡単に出来るのだ。

そして丁度その頃に「コロナ~そと~.......」とセリフを加えて書いてくれた友人の絵を毎朝見ながら、時間だけは着実に過ぎていく.....という思いが重なっていた。

Img_20200308_135206このお写真は2020年3月、アストリアスの空港からオビエドの街に降りる時に使ったバス。

今年はスペインの土地に足を踏み入れることが出来るのでしょうか?

2021年11月 4日 (木)

下肢静脈瘤血管内高周波焼灼術

2021年9月のある日、「こんにちは....オペですネ」オペ=(イコール)手術。オペじゃなくてもいいんだけど....自分で決めた...「そう、やろうじゃないの...」部屋に入り着替えをして点滴を始める。この歳になって初めての点滴。

手術台に横になると、周りにいた看護師たちがバタバタと仕事を始める。この点滴も何かあった時の為でもあるらしい。血中酸素濃度を測るためパルスオキシメーターもつけ、心拍数も測っていて、血圧もすぐ測れるように血圧計を巻き付けている。

下肢静脈瘤焼灼術。そして手術は始まる。足に厚紙(?)を覆い、必要な個所だけ見えるように覆った厚紙のようなものを切っている。この辺からオッとうとう現実...と感じる。そして局部麻酔をバンバン打っている様子。大伏在静脈にカテーテルを入れる。焼灼する前に回りを冷やすと聞いたが、方法は分からない、何か少し冷たい。「はい、始めます」という先生の掛け声で機械のスイッチの入る音がブーンと鳴る。「もう一度」で又ブーン。数センチづつずらして焼灼していく。わりと早く終わる。「はい、中は終了」あとはボコボコと浮き上がった血管を切って取っていく。太腿の方はスムーズ(?)に取れた感あり。あとは膝下のボコボコ血管。

実際に患者が手術台に横になってしまうと、血管がスッカリきれいに見えなくなってしまい、事前に黒マジック(?)で写し書くけど、エコーとマジックの線を頼りに大変な作業、大変なテクニックだと思う!

膝下に移る時、先生のひと仕事終わった!もう一つやらなきゃ!!の感があって、私は心の中で「先生頑張って!」と言っていた。局部麻酔は何もかも聞こえてしまう、不安プラス勝手な想像力は割と辛い。寝てしまいたかったがそれは無理。先生はコミュニケーションがとれるこのシチュエーションがいいのだと、おっしゃっていました。

手術中痛い所には麻酔の注射を加えて下さりオペは進んだが一ヶ所痛みが消えない所があり、「まだ痛いです」と云うと「ここはやめよう」という事になった。これが全身麻酔ではない利点なのかもしれない。

最終的にメスが入った箇所は9箇所でした。小さな切開と思われますが傷口は縫合しました。抜糸とかのことを手術前には一切考えなかった私メ、やはり2・3週間怖くてサパティアード(足さばき)に力を入れる事は出来ませんでした。

現在手術後そろそろ二か月になりますが、部分的に血管のツッパリ感は残っています。三ヶ月位で消えるのかも...。

このオペは患者が立った状態をキープして磔状態で行えば...ボコボコ血管はしっかり見えるが、出血大サービスで直ぐシニイタル💀💀....いやはや、本当にエコーとマジックの線だけで手術をなさる先生に脱帽で、ブラボー!!!でした。

 

下のお写真は2020年3月のJEREZのフェスティバルの後に訪ねたアランフェス地方のオビエドの花屋さんで~す。

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2018年6月10日 (日)

とうとう私も!

ここ10年くらい私メ、スペインでは何の危機感をも感じたことがない。

通い始めて30年位になる。初めのうちは腹に現金を入れて銀行に行ったものだ。これはまだペセタの頃のことだけど....。
私の中ではスペイン国内を移動することは唯一至福の時。日本から十数時間かけてやっとMADRIDのAtocha駅に到着。すでに夜の10時を過ぎる頃。もちろん疲れもあるが、私メ意気揚々と闊歩していた。大きなバックを引きずりながら横断歩道を渡って工事中の道を歩く......その時何かがリュックに触れた。そして一人の若い男と目が合った。その後そのまま200m位先を急いで歩くも気が付かなかったのだ!........そう.......ひったくられたことに!!!
不用心な私メはカパーッと簡単に開けやすいリュックを背中に担いで大きなバックを引きずり、夜のAtochaを歩いていたのです!
そう.....私メにもついに来た!しかしまだ甘えていて、iPhoneだけは無事???と思いながらリュックの中を探す、うん、世の中そんなに甘くない!
iPhone君はその時から私の目の前には現れないのでした!
以下省略。
話は変わります。
最近私メ感動していない!これがヤバイノダと感じる!
先程、スペインのTVをみている時BGMにちょっと知っている唄が流れた。その唄が気になりYouTubeで探すことになり、行き着いたところがChavelaVargas。
私はこの人のLPを大切に持っているが、久々に感じた。うん、やはりいつ聞いてもすばらしい!ああ、良かった。少し道が開けるかも.........。
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2017年2月28日 (火)

Jerezにて

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昨日から何だか疲れが出てきたので、カンテを聴きにいくのはやめて近くのスーパーでワインと果物とパンを買ってかえった。そのスーパーでメンブリージョとやらを見つける。耳にしたことはあるけど、ん~食べた事がない。食してみよう!と手にとってレジに持っていく、すると「量ってこい」との事。これがただ量るんじゃないんよ、商品番号をプチッと押してから量る。近くにいたオバサマが優しく教えてくれた。部屋で写真を撮ってから早速ナイフを入れるがこれは生では食せない!洋梨とリンゴのようなとてもいい香りがするがこのままでは硬くて食べられない!!これを砂糖で煮た、carne de menbrilloとやらは、ウマソ!お写真は部屋に置いたメンブリージョ!でした。

2016年2月 5日 (金)

酒とバラの日々?とスペイン遊学

またもや.....酒とバラの日々?? いや、バラは摘んで捨てちまったので、ここの所、酒と酒の日々が続いている。

昨夜は、久々に高円寺の眉山亭で飲んでから、寒い中フラフラと暗い夜道を歩いていると、狭い道の真ん中に、ボコッと凹んだ窪みを見つけた。
なぜかフラフラとその窪みに引きずられるように、コロリッと転んで身体を冷たい道に横たえてしまったァ。今度は左の膝と左の肘を打ってしまった。やばい!........そうなんです、今度はという事は、その前があるのでした。
それは四日前。バイト先でダイブ・スライドをしてしまった!これはひろ~い部屋の入口のドアの所にドア枠があって、その出っ張りが足元にあって、それに引っかけてしまった。
その時に居合わせた人々は、ニヤニヤ~と笑っていたぜェ 
その現場は外のように寒くて、仕事中コートを着ていたので、体はなんとか無事だったが、スライドのあと床に横たわったときに、自分の頭の重さに耐えられずに、おでこを床にぶつけてしまった (ノ_-。) 子供の頃にしか転んだことがないのに.......超悲しいものがある。やはり、やばい!
バランスのいい私メがなぜ?......と考えるに.......きっと、寒さで体が固まったのと、あと靴に原因があるとみた。両日二回とも同じ靴を履いていた。酔っているときは勿論要注意だけど、靴だけは安物は駄目ね!という事になった。.....日本酒がヤバイノニ.......。
今回の2/18からのスぺ遊学は一か月と割と長い。昨年は風邪をひいて大変だったので、少々神経質になっている。私メの滞在するSevilla やJerezは、冬も割と暖かいので、普通の家は暖房の設備がしっかりしていない。.......ので、逆に風邪をひきやすいのであります。
あとアチラにいるとどうしても油が多くなるので、すぐ太るのよ!毎日稽古しているのに...。今回は可能ならお米を焚いてご飯を食べるようにしようと思っている。せっかく3Kg痩せたのに.......。
そう、たまにはバラとバラの日々....なんていうのはないのかな?

2015年7月26日 (日)

没後30年 鴨居玲展 踊り候え 

土日を避けて行った、東京駅ステーションギャラリーの鴨居玲展、やはり混雑は避けられた。

詳しく画家について調べてはいない。
ただ、画家がスペインのバルデペーニャスに居た時に、キリスト教に信心深い人々の教会というものに対峙する事で悩み苦しんだという事をどこかで読んだ。
.......という事か、というか、だからか.......「教会」という絵が素晴らしい!特に青いバックの「教会」という絵に私は惹かれました。
私メは仏教徒。(画家は無宗教と言っていたみたいだけれど、外国での無宗教は居心地が悪い)宗教の違いから、決して入ってはいけない部分はわきまえているつもりだけど、キリスト教でも仏教でも、人として触れ合ったり感じたりという部分は開かれているんだと思う。
なぜ、物々しくて暗くて、彫刻で飾られたファサードも、ステンドグラスの窓もない、何もないグレーの塊として、教会をとらえているのか....異邦人として、わかるような?しかし、何か引っかかるというか....悲しいものがある。
大聖堂など大きな協会は、上から見ると十字架になるように設計されていると、聞いたことがありますが、「教会」の絵には、十字架の影がはっきりと描かれてありました。
この絵はこの画家にとって、特別重要な絵だと...確信しました。
私は何十年ぶりかで感動に出くわしました。彼の絵に出没する人々は、全く素晴らしいのです!!服のしわの間から肉や血を感じます。そして不思議なことに、この画家の全ての絵の色調が好きです。好きな絵、というものは癒されるのですね!
あと、「ナザレのおばあさん」という絵ですが、何だか同じおばあさんに私もナザレで会っている気がして....懐かしくなりました。昔ポルトガルで、私が写したおばあさんの写真は今でもまだ持っています!
ただ、私がポルトガルのナザレに行ったのは28年前の1987年。絵の制作年は1971年で、16年の差がありますね。私が会って写真を撮ったおばあさんは、ナザレの海岸で豆を売っていました。.....本当に彼の絵に出てくるおばあさんとそっくりなんです!もしかしたら、画家が描いたおばあさんと、私が写真を撮ったおばあさんは、ご親戚かもしれませんね??
ああ~、もう一度あのナザレを訪れたいものですぅ!!!ナザレの海岸は何十年経ってもそんなに変りようがないような気がしますが........。

2015年5月 3日 (日)

薫風の5月

窓を開けて、5月の気持ちのよい風を部屋に通してみると、本当に清々しい今日この頃....。

少しずつ衣替えをしながら、部屋のオ カ タ ヅ ケ も欠かさない。
長い間使っていなかった、デロンギのエスプレッソマシンを洗って、美味なコーヒーにミルクを入れて飲んでみる、んん、やはり私が入れるドリップコーヒーよりは顕著にうまい!!
うちの狭~い台所はいつも綺麗にしておくことで気持良さを保っているが.......洗濯機回りがいつも汚いのですぅ。随分長い間気になっていた。...ので、さきほど洗濯槽に漂白剤を入れて洗ってみた。やはり、悪臭も消えてさっぱりと気持ち良い!こと、この上ない。
最近、生活時間帯が変わった。様々な事情により、今まで夜中の2時3時に寝ていた人が、朝5時に起きるようになった。その上、分割睡眠をやっている。
先日ちょっと寝すぎで(?)分割のトータルで10時間位寝てしまった!しかし、そのあと身体が軽く、しっかり疲れが抜けた感じで、単純に気持ち良かった。ふっと何気なく、棚の奥に手を伸ばし、エンリケ・モレンテを聴いた。これが凄かった!大昔に手に入れたCD なのに、全く初めて聴く感動が.....!!! この数十分間はまだ現実にいなかったのかもしれない??
このCDに関しては、全く初めての新鮮な感動だったぁ
こんな感じで元気になってるいるので、またホームページも作ろうと思っている。
少しづつですが
 

2015年3月29日 (日)

とても元気になりました!

1999年に新宿御苑のスタジオを開設したときにパソ子ちゃんを買って、ビルダーでホームページを作ってから、早16年!

プロにHP制作を頼むつもりは毛頭ないし、最近使っていたWIXとやらは、やたら美しいだけで、面白くない!!その為徐々にPCは開かなくなり、何も手がつかなくなった。
そこでHTMLを勉強してぇと本を買い込み、少し作ってみた。でも、新しい自作のいい素材があるわけではないので、写真とか文章を、時間をかけてUPしたけれど、やはりイマイチ!だし、超時間がかかるぅ!!!
と暗中模索しながら、二日目くらいにBLOG の事を思い出し、「ココログ」と「FC2」を使って
ホームページみたいなことをすることにした!
過去のスタジオのイベントやプロフィール等カチッと置いときたいものは、FC2さんの方に少しずつ載せることにした。まーどうなることやらですが、変なHPを作るより良しとしている
というより、二日間位朝方までPCに向かい悪戦苦闘するなんて、自分でも信じられない程元気なのは、Jerezのおかげだと思っている
さあ、また行けるようにしっかと働こう(o^-^o)

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2014年9月21日 (日)

へレスのフラメンコフェスティバル

寄る年波にいろいろ変わって行く中で、1年に一回のスペインでの稽古だけは、まだ続いている。大昔はマドリード、その後セビリア、随分前にはイスラエル(コンテンポラリーダンスのような独自のフラメンコの世界を創りだした、セビリア生まれのフラメンコダンサー)の所に通ったり、そして最近はセビリアのアンドレス・マリンのスタジオでコンチャ・ハレニョのクルソーに参加していたが、今年の2月は初めて、へレスのフェスティバルのクルソーに参加してみた。

この時は私の申し込の時期が遅かった為、一度習ってみたいと思っていたマヌエル・リニャンのクラスはすでに満員だった。という事でマヌエル・べタンソスのクルソーに参加した。2時間20分の授業が7日間続く。踊り手の鍛錬になり勿論勉強になったが、パソ(振付)は十分にはいただけなかった。

このフェスティバルは2月と3月を挟んだ2週間の間に、世界中からフラメンコの愛好家達が集まり、主催者側は舞台公演とクルソーを開催し、いろいろな国から来た愛好家に参加して貰い、楽しんで貰おうという街中を挙げてのフラメンコの祭りである。

チェコから来た女性だったと思うが、いつも申し込み開始日の9月1日にすぐPC を開いて申し込むと言っていた。私も今年は早めに申し込もうと思い、9月2日に申し込んで安心していた。ところが次の日にマヌエル・リニャンのクラスは満員というメールが飛び込んできた。人気があるのは分かるけど......凄い!!!約24時間でクラスを満席にするマヌエル・リニャン!!!

冷静に考えれば、私にとってはほかの踊り手でもいいので、すぐに他の踊り手のクルソー参加希望を伝えたけど、確認できるまで不安だった。来年には19回目の開催になる。年々人気が出てきているのかもしれない。

不況の中、フラメンコとシェリー酒で祭りを盛り上げるへレスの人々も愛おしいし、セビリアのような世界的に有名な観光地でもないので、ひっそりとした静謐な雰囲気があるへレスが私は好きです。滞在しているときは毎日散歩をするけど、少し歩くと平原が現れる、何とも都心生まれの私メには嬉しい落ち着いた風景がある。

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