鬼の十三月
今年の2月の事、その日は立春の前日、まだ寒く何か清々しい日が続くこの頃が私は好きで、長くは続かないが少しの期間いつも気持ちよく過ごせる気がしていた。この感覚は一年の間のホンの短い期間。今回は何故か何かしたくなった。
節分に飾る柊鰯なんてものはないのでやはりnetを覗く。因みに柊は棘で鰯はその臭気で鬼を追い払うとの事。
突然ですが、私メ2年やめていたスぺ語の学校に又通い始めた。今回の先生は日本の古くから続く慣習に興味をお持ちで、季節の節目などにいろいろと聞いてくる。今回も話のネタに使えるという事を鑑みての事だ。
いろいろ見ていく中で、岐阜の美濃加茂市の昔の風習に鬼の十三月というものがあった。玄関に十三月と書いた札を貼る。鬼は夜にやって来る。そこでやって来たその鬼が玄関で十三月と書かれた札を見て、むぅ?なに?ジュウウサン月??と考え込み、その間に夜が更けてしまう、というもの。タイムアウトという事か....。可愛いし、気に入った!これなら私メにも簡単に出来るのだ。
そして丁度その頃に「コロナ~そと~.......」とセリフを加えて書いてくれた友人の絵を毎朝見ながら、時間だけは着実に過ぎていく.....という思いが重なっていた。
このお写真は2020年3月、アストリアスの空港からオビエドの街に降りる時に使ったバス。
今年はスペインの土地に足を踏み入れることが出来るのでしょうか?
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